インプラント
インプラントって?
インプラントとは、歯が抜けたあとに人工歯根を植え込み、それを土台として天然の歯の仕組みと機能を再現する、最も新しい治療法です。
中山下歯科 院長は、ITI( 世界中のインプラント歯科学の発展を望む献身的な専門家による科学的ネットワークをもつ学術組織 )メンバーです。
その他、ライフコア・GC・JMMも採用しております。
ASIA-SET・アジアセットについて
1.トランスファーコントロールテクニック
トランスファーコントロールテクニックは、精密で規格化されたシリンダー状の自家骨移植を行う術式です。2種類の直径を持ったトレファインバーにより、サイズの異なる自家骨を採取できます。シリンダー状の自家骨と移植部位の精密なフィットは、骨の再活性化と治癒を促し、3~4ヶ月間の間にインプラント埋入に適した状態を作り出します。
2.トランスファーリングコントロールテクニック
移植骨の安全な治癒のために最も大切なことは、移植骨と受容部の適合性とその接触面の新鮮さです。
このトランスファーリングコントロールテクニックは、垂直的な自家骨移植の手術時間を短縮することが可能な、シンプルで規格化された術式です。
3.クレストコントロールテクニック
クレストコントロールテクニックは、歯槽骨の水平的な拡大を低侵襲で行うことが可能な術式です。「ホリゾンタルスプレッダー」により、歯槽骨を最大5mmまで拡張することが可能です。 クレストコントロールテクニックの適用範囲は、通常のインプラント埋入では対応できないような水平的な骨吸収をおこした歯槽骨です。また、このクレストコントロールテクニックは複数のインプラントを並べて埋入するようなケースにも適しています。
安全な最新の歯科CT機器を使用
当院では、従来のCT撮影と比べ約24分の1のX線量でCTを撮影できる最先端のCT機器を使用しています。従来では見えづらかった口腔内の細部まで様々な角度から安全に見ることができます。
撮影は数十秒椅子に座っているだけですみます。
歯科CT
低線量のCT撮影
シンプラントについて
シンプラント(SimPlant)とは、インプラント治療を適切に行うために、CT検査で顎の骨の断面映像を撮影し、その画像を見ながら治療計画を立てることができる、インプラントのシミュレーションソフトのことです。
インプラント治療では、顎の骨の状態や骨の量が重要になりますので、CT検査でより正確な情報を確認しなければなりません。
CT画像を元に作成された3D画像を活用しながら、顎の骨の状態や骨の量を分析することで、より綿密なインプラント治療のシミュレーションが可能になります。
シンプラントにより、治療計画を立てたり、患者様により分かりやすい治療の説明をすることも可能です。
手術前から綿密な治療計画を、立てることで、合併症を避け、手術時間の短縮や低侵襲手術が可能となります。
骨の密度も計ることができるので、患者様お一人お一人の骨の硬さや状態を知ることができ、インプラントをどのように埋入するか(治療計画)を決める大事なポイントになります。
サージガイドの流れ
1.手術前のシミュレーション
シムプラントを使用し、治療の計画を立てます。
インプラントを埋入する位置や角度を、手術前にシミュレーションして決めます。
2.サージガイド作成
歯の上の半透明のものがサージガイドです。開けられている穴は、シムプラントで計画された位置・角度が反映されています。(患者様の石膏模型CTデータとシムプラントデータを合わせて、作成します。)
3.手術
手術時に、患者様の口腔内に固定して、ドリリングします。図は、インプラントを埋入りしています。
実際の治療の流れ
インプラントの治療の流れは、診断、手術、骨との結合、歯の装着の4ステップで行われます。
STEP1.診断と治療計画
はじめに、担当の歯科医と治療方法等をよく相談しましょう。
STEP2.インプラントの埋め込み
埋入手術の処置時間は30分~120分です。
その後、3~6ヶ月間インプラントが周囲の骨と馴染むまで定期的に検診を行います。
STEP3.人工の歯の取り付け
インプラント(人工歯根)が周囲の骨に固定されたのち、人工の歯をかぶせます。
STEP4.完了
インプラントを長持ちさせるためにも、正しい歯の磨き方、治療後の定期診断は必要です。